〜流動培養〜

1.流動培養とは

 流動培養とは原料発熱後、温度・湿度調整されたドラム内雰囲気空気中で 原料をドラム回転で常時流動させることにより熱交換を行う製麹方式です。

2.流動培養による効果

 ・常時流動させるため、菌糸を切断することなく空中への菌糸の伸長を抑制し、破精込みを促進します。

 ・ドラム内雰囲気空気温度と装置設置室温の選択で流動による気化潜熱と缶体表面からの
  伝導熱放冷のバランスで麹の酵素バランスの選択が可能です。

3.流動培養装置の構造的特徴

〜シンプルな構成と構造〜

■製麹用パンチングネットが不要です。
 →粉体を含むあらゆる原料の製麹が可能です。

■手入機が不要です。
 →常時攪拌のため、米原料でも塊はほぐれます。

■送風空気空調が不要です。
 →外気導入によるドラム内雰囲気空気調和のみ必要です。

流動培養イメージ図
流動培養のイメージ

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